時代を超えて参考になる、伝説の雑誌ヴァンテーヌ(2)
前々回に続き、雑誌ヴァンテーヌについてです☆
今回は、数多くのバックナンバーから、この号をピックアップしてみました。

1999年10月号、創刊10周年記念号です。
特集「一生使える おしゃれの公式10 &魅力の磨き方50」
記事の扉より↓
ヴァンテーヌが創刊して10年―ファッションの流行やそのときどきの気分、服のデザインや小物は変わっても、おしゃれに対する考え方や、コーディネイトの基本は大きく変わったわけではありません。ここで紹介する10の公式と、50の魅力の磨き方は、20代のうちに身につけておけば、きっと一生の財産となって、あなたを豊かにし、助けてくれることでしょう。だからこそ、今、自分のものにしてほしい―これはそんな「おしゃれの公式」です。
全カラーで20ページ以上も費やされた大特集です。
一生、ということはいまも使える公式なの??
ページをめくってみました。

「…足もとは、『その時のコーディネイトのテーマ』を如実に表します。どんなにかっちりとしたジャケットを着ていても、靴がそれに合っていなかったらまったく違う印象になってしまうからです。ならば、いっそコーディネイトの順序を服からではなく靴から、と決めてしまうのです…」
右ページのローファーきれいですね!
どんな場面でも浮かない。かつ光沢が地味すぎず、文句のつけどころのない一足。銀座ヨシノヤ¥18,000

「…平凡で古くさくなりがちな、無地で半袖+丸襟のカーディガンというセットを選ばないのはもちろん、ベストを重ねる、カーディガンを腰に巻く、ストールのように肩から掛ける―着こなし方を工夫してみましょう…」
ニットの肩掛け&腰巻が復活した現在でも十分参考になるテクニックがたくさん!

「『その色似合うわね」』と言われるときは、たいてい顔色がきれいに見える色の場合が多い…色を効果的に使うためには、だから上半身、しかも顔の近くにもっていきましょう。足もとや手もとではせっかくの効果が薄れてしまいます。『好きな色』はバッグやアクセサリーで取り入れてコーディネイトを楽しむ―そんな色の使い分けができるようになりたい」
いま読んでもなるほどと思う記事。

「脚を組むときパンツからのぞく編みタイツに、『あの人素敵だな』とはっとする―おしゃれと思わせる要素はそんな些細なところにあります。服は地味なものを着ていても、タイツやソックスの選び方にこだわっている。そういう細かい部分がコーディネイト全体を左右することを知っていると、それだけで『センスのいい人』になれるのです」
ヴァンテーヌに登場するコーディネイトは、どれも服とタイツの組み合わせが絶妙で、すごく素敵だったんですよね☆

「…同色系コーディネイトを成功させるコツは、まずその色が赤みのあるものなのか、それとも黄みのあるものなのかを見極めることです。赤みベージュには焦げ茶が似合うし、黄みベージュには黒が似合います。さらに、同じ仲間のベージュで濃淡をつける、素材を変えて組み合わせることが必要になります」
同色を異素材やグラデで組み合わせる、これぞまさにヴァンテーヌスタイル!

「…黒のスーツは『シャープさ』『女っぽさ』という強い個性があるから、デザインや素材をよくよくチェックしなければ。老けた感じにならないか、無理に着ているように見えないか、20代の可愛らしさや若い清潔感がはっきり感じられるか…妥協しないで選びましょう」
左ページの組み合わせ、可愛いですね♪
…ほかにも紹介したいページがまだまだたくさんありますが、キリがないからこの辺で(笑)
(ほんとは全ページ出したいっ)
20年近い時を経てめくったヴァンテーヌは、服の傾向が現在とはちょっと違うけど、いま見てもやっぱり素敵!
色や素材合わせのテクニックは十分参考になります。
特集タイトルの「一生使えるおしゃれの公式」は大げさじゃない!
本当に一生使えます。
併せて掲載されていた50項目のヴァンテーヌ流精神論(魅力の磨き方)も読み応えがありました。
ヴァンテーヌのこういった記事は「当たり前。でも忘れがちな大切なこと」を気づかせてくれて、読むたびに姿勢がピッと伸びるような思いがします。
この雑誌のすごいところは、創刊から何年経ってもテーマがまったくブレていないこと。
(休刊になるころは読んでいないから分からないけど)
「男子にもてるファッション」とか、街行く人のスナップ写真とか、いっさい出てこない。
モデルはほとんど外国人。
「こうあるべき」ときっぱり言い切ってくれる。
そんな骨太な(?)編集方針だから、合わない人にはまったく合わないかもしれないけど、はまる人は「一生ついていきますっ!」っていうくらいはまってしまう魅力がありました。
私もはまった一人。
毎月発売日が近づくとウキウキし、即効で買って隅から隅まで読んでいました。
いま、そこまで夢中になれる雑誌はないなぁ(私は)。
いまの時代、ここまで作りこんだ雑誌はなかなか発行できないかもしれないけど、季刊誌、いや半年に1度でも良いからアラフォー版ヴァンテーヌができるといいなぁ(^^)
中途半端な付録はなくてもいいから(笑)がっつり読み応えのある内容で!
次回もしつこく
ヴァンテーヌの記事を書きます☆
人気のあった連載コーナーをご紹介♪
元ヴァンテーヌファンの皆様、懐かしんでくださいね~。
ファンじゃない方、この雑誌をご存じない方…よく分からない記事でごめんなさい(苦笑)
次回で終わりますから
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今回は、数多くのバックナンバーから、この号をピックアップしてみました。

1999年10月号、創刊10周年記念号です。
特集「一生使える おしゃれの公式10 &魅力の磨き方50」
記事の扉より↓
ヴァンテーヌが創刊して10年―ファッションの流行やそのときどきの気分、服のデザインや小物は変わっても、おしゃれに対する考え方や、コーディネイトの基本は大きく変わったわけではありません。ここで紹介する10の公式と、50の魅力の磨き方は、20代のうちに身につけておけば、きっと一生の財産となって、あなたを豊かにし、助けてくれることでしょう。だからこそ、今、自分のものにしてほしい―これはそんな「おしゃれの公式」です。
全カラーで20ページ以上も費やされた大特集です。
一生、ということはいまも使える公式なの??
ページをめくってみました。

「…足もとは、『その時のコーディネイトのテーマ』を如実に表します。どんなにかっちりとしたジャケットを着ていても、靴がそれに合っていなかったらまったく違う印象になってしまうからです。ならば、いっそコーディネイトの順序を服からではなく靴から、と決めてしまうのです…」
右ページのローファーきれいですね!
どんな場面でも浮かない。かつ光沢が地味すぎず、文句のつけどころのない一足。銀座ヨシノヤ¥18,000

「…平凡で古くさくなりがちな、無地で半袖+丸襟のカーディガンというセットを選ばないのはもちろん、ベストを重ねる、カーディガンを腰に巻く、ストールのように肩から掛ける―着こなし方を工夫してみましょう…」
ニットの肩掛け&腰巻が復活した現在でも十分参考になるテクニックがたくさん!

「『その色似合うわね」』と言われるときは、たいてい顔色がきれいに見える色の場合が多い…色を効果的に使うためには、だから上半身、しかも顔の近くにもっていきましょう。足もとや手もとではせっかくの効果が薄れてしまいます。『好きな色』はバッグやアクセサリーで取り入れてコーディネイトを楽しむ―そんな色の使い分けができるようになりたい」
いま読んでもなるほどと思う記事。

「脚を組むときパンツからのぞく編みタイツに、『あの人素敵だな』とはっとする―おしゃれと思わせる要素はそんな些細なところにあります。服は地味なものを着ていても、タイツやソックスの選び方にこだわっている。そういう細かい部分がコーディネイト全体を左右することを知っていると、それだけで『センスのいい人』になれるのです」
ヴァンテーヌに登場するコーディネイトは、どれも服とタイツの組み合わせが絶妙で、すごく素敵だったんですよね☆

「…同色系コーディネイトを成功させるコツは、まずその色が赤みのあるものなのか、それとも黄みのあるものなのかを見極めることです。赤みベージュには焦げ茶が似合うし、黄みベージュには黒が似合います。さらに、同じ仲間のベージュで濃淡をつける、素材を変えて組み合わせることが必要になります」
同色を異素材やグラデで組み合わせる、これぞまさにヴァンテーヌスタイル!

「…黒のスーツは『シャープさ』『女っぽさ』という強い個性があるから、デザインや素材をよくよくチェックしなければ。老けた感じにならないか、無理に着ているように見えないか、20代の可愛らしさや若い清潔感がはっきり感じられるか…妥協しないで選びましょう」
左ページの組み合わせ、可愛いですね♪
…ほかにも紹介したいページがまだまだたくさんありますが、キリがないからこの辺で(笑)
(ほんとは全ページ出したいっ)
20年近い時を経てめくったヴァンテーヌは、服の傾向が現在とはちょっと違うけど、いま見てもやっぱり素敵!
色や素材合わせのテクニックは十分参考になります。
特集タイトルの「一生使えるおしゃれの公式」は大げさじゃない!
本当に一生使えます。
併せて掲載されていた50項目のヴァンテーヌ流精神論(魅力の磨き方)も読み応えがありました。
ヴァンテーヌのこういった記事は「当たり前。でも忘れがちな大切なこと」を気づかせてくれて、読むたびに姿勢がピッと伸びるような思いがします。
この雑誌のすごいところは、創刊から何年経ってもテーマがまったくブレていないこと。
(休刊になるころは読んでいないから分からないけど)
「男子にもてるファッション」とか、街行く人のスナップ写真とか、いっさい出てこない。
モデルはほとんど外国人。
「こうあるべき」ときっぱり言い切ってくれる。
そんな骨太な(?)編集方針だから、合わない人にはまったく合わないかもしれないけど、はまる人は「一生ついていきますっ!」っていうくらいはまってしまう魅力がありました。
私もはまった一人。
毎月発売日が近づくとウキウキし、即効で買って隅から隅まで読んでいました。
いま、そこまで夢中になれる雑誌はないなぁ(私は)。
いまの時代、ここまで作りこんだ雑誌はなかなか発行できないかもしれないけど、季刊誌、いや半年に1度でも良いからアラフォー版ヴァンテーヌができるといいなぁ(^^)
中途半端な付録はなくてもいいから(笑)がっつり読み応えのある内容で!
次回もしつこく

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ファンじゃない方、この雑誌をご存じない方…よく分からない記事でごめんなさい(苦笑)
次回で終わりますから

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